心理療法を浅く勉強してみたら…④

元気かな?この2週間仕事と勉強を詰め込み過ぎて、ちょっと疲労がたまってるなと反省しているよ。

今日は小学校4年生の時にカウンセリングを受けていた話の最終回。

僕の1回目のカウンセリングと同時に、母も別部屋で面談(カウンセリング?)を受けていた。僕の相手はMさんという女性だったが、母の相手は女子大の教授ということだった。心理学領域で偉い人なんだろう。その教授は冒頭で小指を立てて「これですか?」と母に問いかけたという。何のことか尋ね返した母に対して、この教授は「旦那の女性問題ですか」と問い直したという。病院からの帰り道で母が別部屋での話を教えてくれ、憤慨していたことまで覚えている。

母の話を聞いて、小4の僕はとても哀しい、情けない思いをした。子どもながらに「こんなしょーもない大人がいるのか」と落胆した。

「子どものメンタルが不調なのは旦那の浮気が原因」と決めつける短絡的な思考回路

「初対面の人に小指を立てる」という下品な仕草ができる神経

「その人が“教授”といういわゆる偉い人である」という事実

当時の僕はここまで気持ちを整理して言語化できたわけではなかったが、言語化できなかったからこそ、情けなくなって落胆したんだと思う。

僕はちゃんとした大人になれているだろうか。少なくとも子どもが落胆しないような大人でいれているだろうか。こんなことをふと思ったよ。