学校に通いたくなった。それでさらに自分を発見した。

元気かな?11月に仕事復帰してからもう少しで3ヶ月になろうとしている。痛み止めを完全に手放すことができていないけれども、随分と生活や仕事がしやすくなっていて、ご機嫌で暮らせることが多くなっている。

 

手術や入院を挟んだので大昔のような感覚があるんだけど、「大学院か大学に行きたいな」という欲求が強くなったのが昨年の4月。調べたり資料請求をしたのが4月末だった。その時に僕が一番大事にしたのは、「損得ではなくて、僕が心から関心があると思っている領域であること」だった。当面は今の仕事と両立するつもりだったので、「夜間や土日通学でもOKであること」、「家から1時間以内で通える場所であること」も外せない条件だった。

 

当初から候補筆頭は「もともと興味があってつまみ食いしていた心理学をきちんと学んで、極めていきたい」ということで、入学先選考レースでも終盤までずっとトップだった。ところが自分のこれからの人生やモチベーションをさらに考えていくと、次の事柄も僕にとっては結構大事だということがわかってきた。「僕がしたいのは研究ではなくて、実践や表現であること」と「ど素人状態のゼロからチャレンジしたいこと」と「日常生活で交わることのないような人たちの中に入ること」の3つだった。そうして入学先を「芸術領域」と「情報技術領域」に絞ることができた。

 

最終的には、「社会課題の解決に人生の時間を使いたい」というもともとの想いを判断軸として、「情報技術領域」に飛び込んでみることに決めた。この時点では既に入学先を比較検討しようという気持ちはなく、僕の条件を満たすその時にたまたま目に入った学校に資料請求をすることにし、オープンキャンパスに参加することにした。