親の価値観

元気かな?

僕は団体競技のスポーツの試合で負けるのはすごく嫌だったので、チームとして点を取ることにはとても喜びを感じたんだけど、個人競技のスポーツの試合の経験がないから、実際に僕自身がどれだけ自分の点に執着するのかはわからない。

そのことと関係があるのか、興味の問題なのかは不明だけれども、僕は学校の勉強においては、1点でも多く取ろうとか順位を上げようと思うことのないまま卒業した。結果として、ある割合の子どもたちが経験する、「点数を上げたい」「偏差値を上げたい」「あいつよりもいい成績になりたい」「何がなんでもあの学校に入りたい」という欲求とそこから生まれるエネルギーや努力を経験しないまま生きてくることになった。このことはいいも悪いも僕の人格形成や人生に影響を及ぼしてきたのだと思っている。

僕と息子は違う。時代も違う。だから、僕の価値観や考えを息子に押し付けることはしてはいけないと考えている。僕はのほほんと生きてきたけれども、息子には親としてどんな環境を用意してあげればいいんだろうか。最近こんなことをよく考えるよ。