自分のモチベーションを振り返ってみた

元気かな?

僕の人生を振り返っても、モチベーションが高い時、高すぎる時、低い時、低すぎる時があった。僕は性格的に、物事がうまくいかないのは自分の問題だと捉えるので、モチベーションが高まらないのを他人のせいにすることはなかったし、他人にモチベーションを高めてもらおうと思ったことはない。ただあまりにもモチベーションの超低空飛行が続きすぎるので、モチベーションというものについて興味がわいてきたところ、1冊の書籍、『モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか』に出会った。その中で、

・モチベーション2.0/「利益の最大化」が中心。自由を与えれば人間は怠ける。だから自律的にやらせれば責任回避するだろう。

・モチベーション3.0/利益を否定しないが、「目的の最大化」を重視。人は本来、責任を果たすことを望んでいる。

と、「モチベーション2.0」と「モチベーション3.0」を対比させていた。

そして、モチベーション3.0には、“4つのTに自律性を持たせる”ことが大切だとあった。4つのTとは、task(課題)、time(時間)、 technique(手法)、 team(チーム)。つまり、「何をするのか、いつするのか、どのようなやり方でするのか、誰とするのか」に自律性を持たせるということ。

これには思い当たることがあった。僕が高いモチベーションを維持していた時には、完全ではないとはいえ“4つのT”が確保されていた。そして、現状は“4つのT”にはほど遠い。

なるほど。見事言い当てられてしまった。この本の著者、ダニエル・ピンクさんってすごい。