時代の100歩先を行く

元気かな?
いよいよ蒸し暑くなってきたね。関西は蒸し暑いので有名らしいけど、他の土地はそうでもないのかな?僕は夏が好きなので、夏が近づいてきているのを感じてちょっと喜んでいるよ。

さすがに暑くなってきてからはマスクをする人は滅多に見かけなくなったけど、少し前は多かったよなあっていう印象がある。去年よりも多い気がした。
今年は多くのマスクパーソンの中に、おしゃれマスクを着けている人が時々目に入った。マスクの目的が病気関連だけではない時代になったんだね。

今から15年前、ある街で、余白のないくらい大きなちびまる子ちゃんが描かれたマスクを身につけたご婦人とすれ違ったことがある。当時は「おしゃれだな」なんてこれっぽっちも思わなかったどころか、半径3メートル圏内に入ってからすれ違いきるまで変な緊張感に包まれた。こんな感覚になったのは当時は僕だけでなかったんじゃないかなって思う。

もしもこの女性が今年同じマスクを装着し、街を闊歩したとしたら。違和感の持たれ方が15年前の100分の1くらいになっていたかもしれない。街に溶け込んでしまったかもしれない。それどころかおしゃれだな!とか斬新なマスクだな!と好意的に受け止められたかもしれない。流行に敏感ということでリスペクトされたかもしれない。

彼女は時代の100歩先を行っていたんだね。
時代が後から追いついてくるっていうことはあるとは思うんだけど、世の中の支持を得るにはあまり時代の先を行きすぎてもダメなんだなってことを彼女から学んだよ。