息子はバスケット部を選んだ。

元気かな？強烈な暑さはなくなったとはいえ、部活を終えた後の息子はくたびれているよ。

息子は小さい時、バレーボールの日本男子代表チームが国際大会でなかなかいい成績が上げられない様子を知って、なぜか憤慨し、「自分が日本代表になって日本を強くする」という使命感を表明したことがあった。

幼児から通い始めた体操教室の先生には、「野球（ピッチャー）をするといい」と言われたことがあった。

小学校高学年からはサッカーが一番楽しそうだった。

小学６年生の後半は、「中学になったらテニス部か卓球部に入ろうかな」と言っていた。

でも中学入学直前に最も興味を持ったのはバスケットボールだった。息子にはバスケット経験がない。背も高くない。身近にバスケット選手がいたわけでもない。「スラムダンク」や「黒子のバスケ」などのアニメを一緒に観ていたが、他のスポーツのアニメや動画も観ていたので、当時はバスケットに特に心を惹かれた様子はなかった。

未経験のことをしたかったのか。何を思ったからなのか。結局はよくわからない。本人も実際のところはよくわからないのだと思う。でも息子はバスケットをしたいと言った。

親としては何でもいい。何かに頑張ってくれていることだけですごくうれしい。