学びの多かったバスツアー①

元気かな?一連のバスツアーの話のまとめをするよ。

このツアーの目玉は「サーカス」「おしゃれな店でのランチ」「蒸気機関車の博物館」の3つだったんだけど、どれも素敵だった。ツアーでなければ半日では経験しきれない経験ができたと思っている。これらのすばらしさはバスガイドさんがどうであれ、減じられるものではない。だから僕はとても満足しているし、僕もお嫁さまも息子にいい経験をさせることができて本当によかったと思っている。

バスガイドさんが108個の粗相を重ね、悪い空気を招いたのは事実ではあるけれども、一方で、「旅行が台無しだ」「1日が台無しだ」と憤慨して、イライラして帰った人たちもいる。ツアー会社に後日クレームを入れた人たちもいる。バスガイドさんの振る舞いはそれほどひどかったし、気持ちがわからないでもない。

でも残念だなって思った。楽しみにしていた旅行、大事な家族との1日であるなら、なおさら、マイナスの感情を持ち続けるのはもったいないよね。バスガイドさんに気持ちを振り回されるのはもったいないよね。実際にはバスガイドさん以外には素敵なことがたくさんあったわけだから。

ちなみに、息子はどうしても雰囲気に流されてしまうので、途中途中で他のお客さんと同じようにイライラしたり、文句を言ったりしていた。その都度、僕は息子に「空気に流されるな。イライラしても何もいいことはない」と伝えた。事あるごとに「人間観察のいいチャンスだからしっかり観ておくように」と伝えた。息子にもいい勉強になったと思うよ。