学びの多かったバスツアー②

元気かな?一連のバスツアーの話のまとめを違う角度からしてみようと思う。

このバスガイドさんは自分で言っていたように確かに経験不足ではあるんだけど、それ以上に、「段取りというのはどういうことか」「相手の立場になって考えるとはどういうことか」という基本的なところが欠けていたように思う。お嫁さまと話していたんだけれども、バスガイドさんとしてという以前に、仕事をする人としての基本が十分でないんだなという印象があった。あのご年齢で初めて社会人になったのかなとも思った。

それだけではお客さんたちはあそこまで怒りまくることはなかったと思うんだけど、「なぜお客さんがイライラするのかをまったく察することができないこと」「同じ粗相を繰り返すこと」というのが、お客さんがキレるためにいいアシストをしていたんだろうね。極めつけは想像を絶する「言い訳体質」だね。結局、解散の直前まで言い訳をしていたもんね。

これまでの人生で出会った添乗員さんやバスガイドさんは数多いけれども、誰にも嫌な思いをすることがなかったから、今回の人は特殊なんだと思う。「また、失敗しちゃいましたー」って何度も言っていたけど、おそらく、「何が失敗か」とか、「何で失敗したのか」とか、「何でお客さんが怒っているのか」、とかはわかっていない様子だったので、他のツアーでも同じことを繰り返すんだろうなと思った。

僕は安易に「適性がある・ない」っていう判断をするのは好きではないんだけど、それでも、適性っていうのは本当にあるのかもしれないなって思ってしまったよ。