出会いと長所と短所

元気かな?
長所と短所って表裏一体だね。ふとそんなことを思ったよ。
僕は高校時代、まったく授業が聞けなかった。とても尖っていたということもあるんだろうね。「先生の話は聞かなければいけません」っていう価値観がなかったし、「授業を聞いていないとテストで困る」っていう損得勘定もゼロだった。僕の未熟さゆえだけど、どの教師からも話を聞きたいと思える感情は芽生えなかった。失礼だよね。

当時の僕にとって唯一大事だったのは、目の前の人がどんな人間なのかということだった。高校でいうと、こういうしゃべり方で、こんな話をして、こんな熱意で、こんな発想をして、こんな風貌の人がたまたま教師だったっていう感覚。僕にとっては肩書きはどうでもよかったんだね。

社会人になってからましにはなったんだけど、根本的な部分はまったく変わらなくて、新人のくせに新人らしくなくて生意気だとか、上司を上司と思わない奴だなんて言われていた。こういう性格は間違いなく短所ということになるんだろうね。
でも僕自身は短所だと思っていない。損はするだろうけど、むしろ長所だと思っている。

僕はその人の感性や心根や価値観や生き方に興味がある。その人の持っている素敵なところが好きになる。たまたまどこで出会おうが、たまたま何歳であろうが、たまたまどんな立場であろうが、たまたま男であろうが女であろうが、僕にとってはアクセサリーのようなものでしかない。そんな性格のおかげで、僕はその人自身の素敵なところを見つけやすい気がしているし、1つの出会いというものを純粋に受け入れられているような気がする。

これを読んでくれている人の素敵なところを僕はたくさん知っているつもり。こんな僕に付き合ってくれて本当にありがたいと思っている。。

今日もいい日だったよ。あなたにとっても幸せを感じられる1日であったなら、とてもうれしいな。