誕生日について

元気かな?
今日読み終えた本の中に「人生の目的は、愛されたいと思っている人から愛されることだった」というフレーズがあった。僕自身が「皆から好かれたい」「皆に愛されたい」と思うことなくこれまで生きてきたから、この考え方は心に響いた。

でもちょっと違う。「愛されたいと思っている人」から愛されることは、確かに素敵なことだし、そうあれば幸せだと思う。でも僕は「愛している人、大切に想う人」がいるということで既に十分だし、その人達が幸せを感じながら生きているならそれで十分なんだよね。

誕生日が近づいてきてあらためて気づいたんだけど、僕は自分の誕生日にはあんまり思い入れがないみたい。
「また歳とっちゃうなあ」とか「しっかりした大人にならなくちゃなあ」とか「永遠の27歳です!っていうのがだんだん痛々しくなってるなあ」なんて思うくらい。
そのかわりに、愛する人、大切に想う人の誕生日のほうがはるかに大事に思える。その人達が生まれてきてくれたおかげで、出逢うことができて、愛せたり、大切に想えたりできるんだからね。

でも。もし僕がその年のその日のその時に生まれてこなかったら、今の出逢いはなかったわけだから、そう考えると、誕生日っていうのは素敵な日だね。

今日もいい日だったよ。あなたにとっても幸せを感じられる1日であったなら、とてもうれしいな。