終活ライフケアプランナー ~入院日記~

元気かな?入院した9月4日がはるか昔のことに思える。8月はじめのことなんてもはや夢か現実かもわからなくなっている。

 

今朝スマホのカレンダーを見ていたら、8月頭に「終活ライフケアプランナー」と入力してある。そう言えば勉強して資格を取ったんだった。僕自身が終活をするわけではなかったし、周りで話題にする人がいたわけでもなかった。心理系・整体系と勉強して、「こういう世界も知っておいたらいいかな」という極めて軽い気持ちで勉強したんだった。

 

特に結婚してから、さらには息子が誕生してからは、まだ死にたくはないとは思うことはあったが、「何が起こるかわからないし、なるようにしかならない」と思っていた。が、ここでまったくの想定外の展開になった。当事者意識ゼロではじめた勉強の途中で、僕自身が突然死が恐ろしくなった。強烈に死にたくないと思った。死への恐怖ははじめてだった。1回目の手術前後ならこのような心境になっていたかもしれないが、この時はまだいずれ手術を受けるようになることなどもちろん知らない。

 

恐怖感は1週間ほどで消えたが、なにがきっかけであんなに恐ろしくなったのかはわからない。この1ヶ月は僕にとって宝物のような時間になる。でもこの2ヶ月も僕にとって貴重な時間になる気がしているよ。