ありがとう看護師さん② ~入院日記~

元気かな?検温とか点滴とか病院主導のお仕事があるのは知っていたし、入院患者が多いほどそれらのお仕事が増えるだろうなってことはなんとなくわかっていた。症状が重い患者対応には気を抜くことはできないだろう。どんな仕事でも突発的なことはあるし、トラブルもあるだろう。

 

でもね、入院病棟に何日もいると、入院病棟の看護師さんってたいへんだな、すごいなと心から思うようになった。実際には具体的なお仕事内容はわからないけど、ただただすごいなと思うようになった。

 

まず定期的にある夜勤がすごい。夜中起きていられて、しかもお仕事をするのがすごい。僕は体内時計の調整が得意ではないし、夜中に何かをしようと思っても朦朧としてしまうので、大丈夫かな、無理してないかなと勝手に心配していた。おやつの差し入れをしたい気持ちだった。ナースコールはしょっちゅう鳴る。検温というたかだか1分ほどの間にも高確率でコールされている。背中のガーゼを確認するわずかの間にもコールがある。夜中にトイレに行くと、病室前のナースコールのランプが光っていたりする。食事の片付けやトイレの付き添いもある。患者さんによっては、入れ歯やオムツのお世話もある。弱音を吐きたい患者さんに付き合ってあげているシーンも何度も目にした。乳幼児の患者ちゃんが泣き叫んだりしている。混合病棟だからよりたいへんなのかな。

 

きっとたいへん。でも、1つ1つのことに誠実に向き合っている印象がすごく強い。僕は大部屋だったし、ベッドは廊下付近だったし、何よりも1ヶ月じっくり以上滞在したので、お仕事の詳細までわからなくても看護師さんたちの責任感やら誠実さは伝わってくる。

 

入院患者にとって看護師さんの存在はとてつもなく心強い。すごく支えになっている。ありがとうしか言えないけど、ありがとう。