ビデオ撮影プレッシャーからの卒業

元気かな?息子が保育園に行っている時から、運動会などのイベントの際は僕がビデオ撮影の役割を担うことになっていた。僕自身は「写真やビデオに残す派」ではなくて、「目に焼き付ける派」なので、本当はビデオ係は勘弁いただきたいと10年以上思ってきた。

22日の息子の卒業式はすべての瞬間をしっかりと見ておきたかったし、全身で感じていたかったので、ビデオ撮影はいたしません宣言をお嫁さまにした。懇願されたけれど、目に焼き付ける宣言をしてビデオを持っていくこともしなかった。

でも。結果的にスマホで撮影したんだけどね。

ただ、最後の退場シーンだけはスマホを置いた。卒業生1人1人の姿をしっかり見てあげたいと思ったし、思い切り拍手をしてあげたかったから。

息子が涙を堪えながら歩いて体育館を後にする光景はしっかりと心に刻むことができた。退場シーンがない変な映像にはなったけど、僕はとうとうビデオ撮影プレッシャーから卒業した。