束の間の自宅 ～入院日記～

元気かな？自宅に戻ってきているよ。明日から再び入院。

僕が家に戻ってきたところで寝てばかりいるので、家族には何の役にも立つわけではない。けれども、少なくともお嫁さまが毎日病院に来なくてよくなったのでお嫁さまはちょっとは楽になったかもしれない。両親も高速道路で行き来する必要もなくなる。

痛みが出れば鎮痛剤を飲めばいいのだけれど、傷口への薬の塗布とガーゼの貼り換えは自分ではできないので、どうしてもお嫁さまの世話になる必要がある。これはたいへん申し訳ない。

手間をかけるからではない。えぐれたような傷口を目の当たりにしないといけないからね。お嫁さまは怖いと言っている。そうだろうね。僕自身が鏡越しで見ても怖い。素人が目にするような傷ではないからね。

数日後に２回目の手術がある。また状況は変わっていくけど、いいように流れていくだろうと思っているよ。