鋭い?、それとも、見当はずれ?
元気かな?
少し前にあった飲み会で何気なく言われた一言を最近までちょっと引きずってたよ。「女性のタイプが厳しいでしょ」ということばだったんだけど、僕には結構ショッキングだった。
隠していたことを見抜かれたからではなくて、僕はこれまでにタイプを語ったこともないし、それよりも意識した記憶すらまったくなかったからすごく困惑したんだよね。お店でカツ丼を注文したのに、やってきたのがきつねうどんだった時の感覚って言えばわかってもらえるかな。
僕には「こんな人がタイプです」っていうものがない。僕の女性のストライクゾーンは太平洋並みというと大げさだけど、少なく見積もっても東京ドーム23個分くらいの広さだと自覚している。だから厳しいどころか超ゆるゆるだと思っている。
いやいや、ちょっとお待ちよ。はっきりしたタイプは確かにないんだけど、僕が魅かれるのは、ふと感じた才能とかセンスとか気品や品性とか温かさとか純粋さとか。これってよくよく考えてみたら五感では感じられないものばかりだね。理屈で理解するものでもない。すべては僕の心の感じるまま。タイプが厳しいのかどうかは別にして、自分にも他の人にもきっとわかりにくいだろうね。
思ってもみない指摘をもらったおかげで、自分を振り返ってみることができた。こういうのもたまにはありがたいね。