発想の傾向①

元気かな？

「発想」ということについて「共通項があるよねー」って感じることが続いているので今日はそのお話。このところ「火打ち石」の話をしているので、せっかくなのでアンコールに応えて火打ち石を題材にするね。

「この木片を効率よく燃やすにはどうしたらいいか」というテーマに対して、「火打ち石しかない、だって昔はそれでうまくいっていたんだから」という発想の人がいるとする。そういう人が、「じゃあ、さらによく燃やすにはどうしたらいいだろう」と問われるとだいたい2パターンの答えが出てくる。

「最新鋭の火打ち石を使う」

「火打ち石の数をもっと増やしてみんなで火打ち石を使う」

番外編として、「火打ち石で燃やしきるという覚悟を持つ」というのもあるけれどね。

そして、この後の流れとしては「そもそも目的って何なの？」というところから大きく外れていくことが多い。

「発想」と聞くと「自由な拡がり」みたいなのを僕はイメージするんだけど、実際はそういうのばっかりじゃなくて、何らかの傾向があるみたいだね。