献血

元気かな?月曜の朝からあちこち移動しているよ。どこも寒いね。

阪神淡路大震災が起こった時、僕も親戚も友人も被災しなかったんだけど、自分にできることは何でもしようと思って、梅田で400mlの献血を初めてした。それが原因かどうかはわからないけど、その後で立ち寄った旭屋書店で立ちくらみを起こして座り込んでしまうことがあった。それ以来、献血をする時は成分献血をするようにしている。もう長い間していないけれど。

今日ある場所で乗り換えのために地下街を歩いていたら、「献血」と書いたラミネートを持った男性が献血を呼びかけていた。彼が立っているところと献血場所はかなり離れていたみたいで、どこか会場なのかはわからなかった。「掲示するなら場所も明示しておいたらまだ興味をひきやすくなるのにな」なんて思いながら通り過ぎようとしたら、不思議なセリフが聞こえてきた。

献血、ただいま3周年キャンペーンです」。

献血に〇周年があるんだろうか。献血にキャンペーンがあるんだろうか。何かくれるのだろうか。余分に血を取られるんだろうか。採血した人と握手ができるんだろうか。記念写真撮影があるんだろうか。おもしろいなとは思ったけど違和感は残ったよ。

今回はたまたま献血だったけど、たとえば葬儀屋さんであっても、〇周年とかキャンペーンとかっていうのはしっくりこない気がする。

相性のよくないことばの組み合わせっていうのがあるんだね。