センス

元気かな?
いい例えが浮かばなくて、本質が伝わりづらいかも知れないなあ、なんて思いながら話をするね。

小学校の運動会に例えてみるね。
運動会は小学校にとって年間の一大行事。学校にとってだけでなく、子どもたちもそれに多くの時間とエネルギーを割くし、家族も親戚も楽しみにしたりするよね。

運動会の翌日に校長先生が関係者にメッセージを出すとする。もしあなたが校長先生なら、何を話題にする?普通の大人100人に尋ねてみても、おそらく答えの多くが「昨日の運動会」ってことになるんじゃないかな。

もしその校長が運動会についてはまったく触れずに、かわりに自分の小学校がいかにうまくいっているか、とか、自身のこだわり施策のPRに終始したとしたら。メッセージの受け手はどう思うだろう。「さすがは校長。もう頭を切り換えて未来に向かって進んでおられる」って思うんだろうか。

もしも僕がその小学校の先生だったなら、恥ずかしくて仕方なく感じたと思う。何が恥ずかしいかと言うと、真っ先に思いつくのはセンス。組織のトップとして、メッセージの中身については1000歩譲るとしても、、今この時だからこそ言わなければならないタイミングかどうかを感じられる、または考えられるセンス。そんなに難しいことではないと思うんだけど。

今日は架空の話。
息子の運動会が近づいてきた。すごく楽しみ。