イルカに乗れなかった元少年

元気かな?
もしもイルカに乗れて、イルカの群れに溶け込めていたなら全身全霊楽しさ120%だったんだろうけど、もちろんそんなことはできない。イルカを観ながら十分に癒されもしたんだけど、頭の何%かは今まで特に考えたこともなかった別のことを考え始めていた。

「イルカに癒され、愛くるしさに魅了されてしまったら、追い込み漁や捕鯨には反対したくなるよね」ってこと。こうなったら捕鯨の正当性を主張されても、たとえそれが根拠のしっかりした論理的なものであったとしても、納得し難くなるだろうね。

感情論は別にして、海外から批判されてきた日本の捕鯨には正当性があったのかってことは考えてみたいなって思った。また、正当性を主張すると誰が得をするのかってことも考えてみたいなと思った。
海外が批判する根拠も感情論以外には十分に知らない今の僕はあまりにも勉強不足で、捕鯨についてどうのこうの言うことはできないしね。

この度のイルカの大群には感動もさせられたし、癒されもしたけど、自分はまだまだ知らないことだらけだし、考えてないことだらけだよねって痛感させられもした。イルカ達のおかげで密度の濃い時間を過ごすことができたよ。