ゴーストライティング②

元気かな?
昨日の話は暴露話でも何でもなくて、僕のいたらなさをあらためて振り返るために書いた。
責任者のゴーストライティングを行ったのは、「このままじゃこの事業所はダメになっていく」という勝手な危機感からだった。先輩方も多かれ少なかれその人のリーダーシップの欠如にはうんざりしていたから、僕も余計にそういう行動に出やすかったのかもしれない。ただゴーストライティングのことはこの責任者しか知らないことだった。他の誰にも言わなかったところが僕のよさでもあり、甘さでもあったと思う。あ、母には言っちゃってたね。

せっかく一緒に仕事をするんだから、全員でミッションに向かっていい仕事をしていきたい。これは僕の心からの願い。で、全員で高まっていくために途中まではできる限りのはたらきかけをする。でも。僕の優先順位はミッション遂行にあるから、途中からはできる人だけで物事をどんどん進めていってしまう。もちろん見切った人については、あくまでもそのミッションにおいてはという範囲だし、仲が悪くなるわけではない。

最後まで1人1人にこだわりきれない、大切にしきれないというところが、僕の器の限界であり、情熱の限界であり、冷たさなんだろうね。

長い間、僕はこんな風に過ごしてきた。恥ずかしながら、こういう自分の大きな特徴に気づいたのはごく最近のこと。でも。気付いたのは遅かったんだけど、今は、既にこれまでの自分とは違うっていう手ごたえを感じられている。今の僕の方がよっぽど僕らしい。人はいくつからでも成長していけるんだね。

今日もいい日になる予感。あなたにとっても幸せを感じられる1日であったなら、とてもうれしいな。