身の処し方①

元気かな?
今年の2月に来た新しい上司は、僕の会社員としての生き方ということについてすごく気にかけてくれている。この観点で僕にアドバイスをくれる人は今までにいなかったのでありがたいと思っている。

僕は自分の成果をアピールしないし、残業せずにとっとと帰る。偉い方との飲みの場にも一切参加しない。打診されても昇格申請もしようとしない。給料が増えたり、ポジションが高まるような努力をまったくしない。それどころじゃなく、経営陣に直接、批判と解釈されかねない文書を送りつけたりする。個人の不満ではなく、ある現象や事実に基づいた辛辣な提言なので、受け取った人たちの多くは自分達の仕事ぶりが否定されているようで気分が悪いだろうとわかりながら、はっきり伝える。

僕のような会社員のことはきっと解せないんだろうね。すごく損をしてきているはずだと心配してくれるこの上司を本当にありがたいと思っている。

でも確信犯的に自分のスタンスを貫いているので、僕が会社との関係性を変えることはないだろうね。就社するしないも自由なら、会社との関係性をどう捉えるかもいろいろあっていいと思っている。もちろん、会社員ならば、仕事については周りから信頼される以上のクオリティであることが大前提だけどね。

一昔前なら、会社員の生き方の正解というのがただ1つあって、そこから逸れる者は、変わり者とか落伍者とか言われたんだろうと思う。でも、働き方も会社での身の処し方も実は何でもよくて、そのことが受け入れられる時代にどんどんなっている気がしている。

最低限やることはやる。それ以上にやってしまう。そこからは自分が大事にしたいことが守れるような働き方を自信をもってやっていけば、いっぱい楽しめるんじゃないかな。もし会社人生に悩んでいる若い人がいるならこんなことを伝えたいなって思うよ。

今日もいい日だったよ。あなたにとっても幸せを感じられる1日であったなら、とってもうれしいな。