富士山③ ~若さの特権~

元気かな?
富士山頂で日の出の光を全身に浴びた僕たちは下山することになるんだけど、「来た道を引き返すなんて面白くないよね」ってことで頂上をうろついてると、いくつか下山道があることを発見。体の負担が少なそうな御殿場へのルートを選んだ。砂が靴の中に入って、靴や裾が埃まみれになったけど、一定の下り坂で、長くて飽きたのを除くと、登りに比べたらかなり楽チンだった。どんどん気温が上がるものだから、Tシャツが快適だった。終点でもらった椎茸茶がすごく美味しかったよ。

下山も行き当たりばったりなら、そこからもまた行き当たりばったりだった。とりあえずどこかの電車の駅に出ようってことでバスに乗った。駅で路線図を見たら、熱海が案外近いことがわかって、温泉に入って寝て帰ることに決定。熱海駅で空いている宿を探したら運よく空きがあった。ところが15時からだと言う。3時間以上待たないといけない。

徹夜で富士山に登ってここまで来たこと、部屋の掃除はいいから部屋に入れて寝させて欲しいと交渉&懇願した。願いは聞き入れられた。十数分待つだけで宿に入り、晩御飯までたっぷり眠ることができた。

お願いしたのが20代はじめのcute boysだったからうまくいったんだろうと思っている。もちろんいっしょうけんめいお願いしたからだけど。うーん、若いってすばらしい。