認めません!

元気かな?
今シーズン、「私は自分が花粉症だって認めません!」って言う人に出会った。目が痒そうだし、鼻がむずむずしてそうだし、くしゃみも出ている。第三者から見れば明らかに花粉症っぽいんだけど、本人が認めないってことだからそれはそれでいいんじゃないって思った。いろんな人がいるね。
僕はもう何年も前に「花粉症」だと認めたんだけど、本人にとって症状が辛いものではないなら「認めない」っていう態度は結構いいんじゃないかなってふと思った。

みんながみんなそうじゃないとは思うけど、「自分は花粉症なんだ」って思ったらその対処のためにマスクや薬を買うよね。病院に行く人も出てくるだろうし、症状を緩和するようなお茶とか健康食品を買う人も出てくるだろうと思う。結果的にそのためにお金や手間をかけることになる。でも「自分は花粉症ではないぞ」と思っている人はわざわざそのための対策に多くのエネルギーを割かないよね。同じ症状でもそれに病名をつけるかそうでないかで、その後の行動っておそらく変わるんだろうね。
行動が変わるってことの他にも、たとえば、熱を測ってみて39℃という数字を見ただけで一気にしんどくなるってことが僕はよくあるんだけど、同じように、「花粉症」って思った瞬間に症状を何パーセント増しかで重く感じるようになるのかもしれないななんてことも思う。

今日はやたらくしゃみが出る。「檜の花粉症」って決めつけずに、実験的に「今日は僕の噂をする人が多いだけ」って思い込んでみることにするね。・・・・・・いやいや、やっぱり花粉症だ。


今日もいい日だったよ。あなたにとっても幸せを感じられる1日であったなら、とてもうれしいな。